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家族の写真を、一冊のフォトブックやアルバムにする

家族の写真を、ネットで注文できるフォトブックや、写真の印画紙で作るアルバムにまとめる方法。何冊作って誰に渡すかの決め方、写真の選び方と並べ方、仕上げの違い、注文する前に確かめること(価格・送料・届くまで・注文後に直せるか・送った写真の扱い)を、サービスの案内の例とあわせてまとめました。

家族の写真をまとめたアルバムと筆記具

写真をプリントしてアルバムに貼るほかに、写真を並べて、一冊の本の形にして注文する方法があります。写真が中心の本なら、ネットで注文できるフォトブックや、写真の印画紙で作るアルバムが選べます。

この記事では、家族の写真を一冊にまとめる方法をまとめます。文章が中心の家族の本は「家族の一冊を印刷・製本する方法」、写真を1枚ずつプリントして残す方法は「スマホの家族写真をプリントして手元に残す」にあります。

先に決める4つのこと

  1. 何冊作り、誰に渡すか:本人用のほか、きょうだいや孫の分も作るかを決めます。
  2. 何の一冊にするか:「父の80年」「今年の家族」「家族旅行」のように、一冊の区切りを決めます。区切りが決まると、写真を選びやすくなります。
  3. いつまでに要るか:お祝いの日や法事に渡したいときは、作る日数と届くまでの日数を見込んで、逆算します。
  4. どのくらいの大きさと仕上げにするか:家族で気軽に回して見る本か、お祝いの記念に贈る本かで、選ぶものが変わります(下で例を挙げます)。

写真の選び方と並べ方

  • 入れる写真を先に選ぶ:パソコンやスマートフォンの中で、一冊に入れる写真だけを1つのアルバム(フォルダ)に集めておくと、注文の画面で迷いません。
  • 並べる順を決める:年の順に並べると、見る人が時の流れをたどりやすくなります。場所や人ごとにまとめる方法もあります。
  • 1ページに詰め込みすぎない:見せたい写真は大きく、1枚ごとに余白をとります。
  • 古い写真はデジタルにしてから:アルバムの古い写真は、スマートフォンやスキャナーで取り込んで使います。小さく取り込むと、大きく載せたときに粗くなります(「古い写真をデジタル化して本に使う」)。
  • 言葉を添える:いつ・どこで・誰が写っているかを、短く書き添えます。書き方は「写真に添える言葉の書き方」にまとめています。
  • 写っている人に確かめる:家族以外の人が写っている写真や、本人が載せたくない写真は入れません。家族の写真は個人的なものなので、サービスに上げる写真は、本に使う分だけにします。

例1:アプリやパソコンで作るフォトブック

例として、スマートフォンのアプリやパソコンから作れるしまうまプリントのフォトブック広告(株式会社しまうまプリント)の案内(2026年10月16日確認)を挙げます。

項目 公式の案内
サイズ 文庫・A5スクエア・A5・A4
仕上げ ライト(巻きカバー。レーザープリンターの4色で印刷)、スタンダード(巻きカバー。デジタルオフセットの6色で印刷)、プレミアムハード(ハードカバー。インクジェットプリンターの7色で印刷。文庫サイズはなし)
綴じ方 3つとも、糊で固めて綴じる無線綴じ
発送 仕様の案内では、ライトは最短で翌日、スタンダードは最短で3日後、プレミアムハードは最短で5日後に発送。その時々の発送の予定日は、配送の案内のページに表示される
送料(税込) メール便150円(ポスト投函。発送から4〜8日程度(土日祝を除く)、追跡なし。日本郵便への居住登録が必要で、冊数によっては宅配便に変わる場合がある)、宅配便(ゆうパック)880円(発送から2日程度)
価格 サイズ・仕上げ・ページ数の組み合わせで変わる。表示はすべて税込
文字 3種類の書体から選べ、文字の大きさ・太さ・色も選べる
作り方 スマートフォンのアプリ「しまうまブック」、またはパソコンから
写真の大きさ よくある質問に推奨の画素数の項目があるが、確かめた案内では数値を読めなかった。注文の前に公式のよくある質問で確かめる
注文後 利用規約では、注文を受けてから30分を過ぎると取り消しはできない。注文後の内容の変更は、確かめた案内には書かれていなかった。不良品や注文と違う商品は、届いてから7日以内に連絡すると返品・交換を受け付ける(特定商取引法の表記)
送った写真の扱い 写真の保存の期間と削除の時期は、確かめた案内(よくある質問・利用規約・特定商取引法の表記)には書かれていなかった(利用規約には、退会すると登録した画像も含めてデータを削除できるとある)。気になる場合は、注文の前に問い合わせる

アプリは、公式サイトの案内から入れます。公式のお知らせでは、旧フォトブックアプリでの注文は、新規・再注文とも2027年2月1日で終わると案内されています。

価格は、作りたいサイズ・仕上げ・ページ数を決めてから、公式の価格表で確かめてください。支払い方法によっては手数料がかかります(コンビニ後払い・代金引換など)。仕上げによって紙や印刷の方式が違うため、何冊か作る前に、まず1冊を頼んで仕上がりを見る方法もあります。

例2:写真の印画紙で作るアルバム

写真の印画紙に焼きつけたページで作るアルバムもあります。例として、オリジナルフォトアルバム広告(フジフォトアルバム、フジフォト株式会社)の案内(2026年10月16日確認)を挙げます。

項目 公式の案内
仕上げ 写真用の印画紙を光で露光させて発色させる「銀塩方式」。中ページは銀塩写真を貼り合わせて作る。表紙はハードカバー
サイズ A4・A4横・B5・スクエア210・スクエア257・スクエア297の6サイズ
中ページ 8・12・24・36・48ページ
価格(税込・1冊) A4・B5・スクエア210は、8ページ3,850円、24ページ6,930円、48ページ11,550円。A4横・スクエア257・スクエア297は、これより高い(例:スクエア297の24ページは12,210円)
送料(税込) 1回の注文につき990円
発送 価格表では約1〜3週間、特定商取引法の表記では注文の受付日を含めて7〜30日以内(製本のタイプで異なる)。年末年始や注文が集中する時期は遅れることがある。到着の日や時間は指定できない
作り方 パソコン・スマートフォン・タブレットから。専用のソフトやアプリは要らない
文字 決まったレイアウトでも、文字を入れられる
写真の大きさ プリントできるのは、JPEG形式で640×480ピクセル(VGA)以上
注文後 受注生産のため、キャンセルはできない。注文後のサイズや届け先の変更もできない。不良品は、届いてから7日以内に連絡すると作り直して送ってもらえる(特定商取引法の表記)
送った写真の扱い 注文の完了後30日間はアルバムと写真を保存し、その後は縮小した画像と注文の情報だけを保管(注文の情報は3年間)。注文していないアルバムは、会員登録して作り始めた場合は作り始めてから30日で全データを削除、会員登録(保存)せずに放置した場合は5日後に削除。上げたまま使っていない画像も、不要と判定して自動で消すとある
支払い クレジットカード、代金引換(手数料330円)

たとえば、A4タイプの24ページを2冊頼むと、6,930円×2冊+送料990円で、14,850円の計算になります。料金は変わることがあるため、注文する前に公式の案内で確かめてください。

作りかけのアルバムを何日かに分けて作りたいときは、会員登録をして保存します。会員登録(保存)をせずに置いておいたデータは、5日後に消えると案内されています。

同じ案内では、同じアルバムを追加で頼む機能はないものの、注文したアルバムのデータをコピーして注文し直せると説明されています。写真の保存の期間を過ぎていると、写真を上げ直す必要がある場合があります。あとから家族の分を足すことがありそうなら、元の写真を手元に残しておきます。

注文する前に確かめること

どのサービスでも、次のことを確かめると、違いがわかりやすくなります。

  • 価格と送料:1冊の価格だけでなく、送料と支払いの手数料を足した金額で比べます。
  • 届くまでの日数:作る日数と配送の日数を合わせて、渡したい日に間に合うかを確かめます。
  • 注文後に直せるか:注文したあとは直せないことがあります。名前の字や年、写真の向きを、注文の前に家族で見て確かめます。
  • 送った写真の扱い:上げた写真がいつまで保存され、いつ消されるかを確かめます。
  • 追加で頼めるか:あとから同じ本をもう1冊作れるか、そのとき写真を上げ直す必要があるかを確かめます。

できあがったら

  • 届いたら、すぐに中を確かめます。例に挙げた2つのサービスは、どちらも不良品の連絡を、届いてから7日以内としています。
  • 家族で一緒に見ながら、写真のころの話を聞くと、本に書ける話が出てくることもあります(「親の話を聞く12の質問と聞き方」)。
  • 元の写真やデータは、本ができたあとも残しておきます。しまい方は「写真や手紙の原本を傷めずにしまう」にあります。

最後に、次のことを確かめておきましょう。

  • 何冊作り、誰に渡すか、いつまでに要るかを決めた
  • 一冊の区切りを決めて、入れる写真を1つのアルバムに集めた
  • 写っている人に、本に入れてよいか確かめた
  • 価格・送料・届くまでの日数・注文後に直せるかを、注文する前に確かめた
  • 送った写真の扱いを確かめ、元の写真やデータを残した

この記事は、編集方針に沿って書いています。誤りに気づいたときは、問い合わせのページをご覧ください。