スマートフォンには、家族の写真が何千枚もたまっていきます。けれど、画面の中の写真は、撮った本人しか見返さないことも多いものです。スマートフォンを使わない祖父母には、なかなか届きません。
紙にプリントしておくと、アルバムに貼ったり、手紙に添えたり、家族の本に入れたりできます。この記事では、家族の写真をプリントして手元に残す方法をまとめます。
まず、枚数を決めて選ぶ
全部をプリントしようとすると、選ぶだけで疲れてしまいます。先に枚数を決めます。
- 「今年の20枚」「この旅行の10枚」のように、区切りと枚数を決めます。
- 同じような写真が続くときは、表情がよいもの、誰が写っているかがわかるものを1枚だけ選びます。
- 人が写っていない風景や料理の写真も、その日のことを思い出すきっかけになります。
選んだ写真は、スマートフォンの中でアルバム(フォルダ)にまとめておくと、注文のときに探しやすくなります。
サイズの選び方
| サイズ | 大きさ | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| L | 89×127mm | アルバムに貼る、手紙に添える。いちばん一般的な大きさ |
| DSC | 89×119mm | スマートフォンやデジタルカメラの写真をそのままの比率で |
| 2L | 127×178mm | 集合写真、飾る写真 |
| はがきサイズ | 102×152mm | 少し大きめに残したい写真 |
| ましかく | 89×89mm | 正方形で撮った写真 |
大きさはDPE宅配便の料金表の表記です(2026年10月14日確認)。同じ料金表では、DSCサイズを「スマホやデジカメの撮影に適したサイズ」と説明しています。スマートフォンの写真をLサイズにすると、縦横の比率の違いで端が少し切れることがあります。大事な人が写真の端にいるときは、注文の画面で切れ方を確かめます。
日付を入れるかどうか
写真の表に日付を入れられるサービスもあります。ただ、次のような点に気をつけます。
- 日付は、写真のデータに記録された撮影日の情報から入ります。データを加工したり、写真を受け取って保存し直したりすると、日付が入らなかったり、違う日付になったりすることがあります。
- カメラの機能で、すでに日付が写し込まれている写真は、日付が2重になります。
DPE宅配便のよくある質問でも、こうした点が説明され、初期設定は「日付いれない(推奨)」になっています。日付は写真の表に入れず、裏やアルバムの余白に書いておく方法もあります。
ネットで頼むときに確かめること
スマートフォンから写真を送って、プリントを郵送で受け取れるサービスがあります。例として、フジカラーの印画紙でプリントするDPE宅配便 らくらく写真プリント広告(マイアルバム株式会社)の案内(2026年10月14日確認)を挙げます。
| 項目 | 公式の案内 |
|---|---|
| プリント料金(1枚) | L・DSC・ましかくは18円、はがきサイズは38円、2Lは66円(トップページでLサイズ1枚18円(税込)と案内) |
| 送料(ゆうパケット・ポスト投函) | 29枚以下275円、30〜59枚200円、60枚以上125円 |
| 送料(宅配便) | 29枚以下550円、30〜59枚475円、60枚以上400円 |
| 発送 | 注文日の翌日〜2営業日後(土日祝・年末年始を除く) |
| 写真の取り込み | スマートフォン・パソコンから。Google フォトや Dropbox に保存した写真からも注文できる |
| 送った画像の扱い | 注文日から30日以内に消去。30日以内なら同じ画像で再注文できる |
たとえば、Lサイズを30枚、ゆうパケットで頼むと、18円×30枚+送料200円で740円の計算になります。支払い方法によっては手数料がかかります。料金は変わることがあるため、注文する前に公式の案内で確かめてください。
あわせて確かめておきたいこと:
- 画像の大きさ:同じ案内では、きれいに仕上げるための推奨の画素数を、Lサイズで130万画素以上、2Lサイズで200万画素以上としています。メッセージアプリで受け取った写真は小さくなっていることがあるので、できれば撮った人から元の写真をもらいます。
- スマートフォンを使わない家族:写真のデータをCDやDVDに入れ、申込用紙と一緒に郵送して頼む方法も案内されています(支払い方法や配送方法に条件あり。送ったCD・DVDは、原則として返却されず処分されると案内されています)。
ほかのプリントのサービスやお店と比べるときも、1枚の料金だけでなく、送料、届くまでの日数、送った画像の扱いを、同じように確かめると違いがわかります。
プリントに言葉を添える
プリントした写真は、いつ・どこで・誰が写っているかを書き添えておくと、何年かたっても話のきっかけになります。書き方は「写真に添える言葉の書き方」にまとめています。
- 写真の裏に書く場合は、写真の表に跡が出ないように、強く押さずに書きます。
- アルバムの余白や台紙、別の紙に書く方法もあります。
しまい方と渡し方
- アルバムに入れるか、箱にまとめてしまいます。日の当たる場所や湿気の多い場所は避けます。しまい方の考え方は「写真や手紙の原本を傷めずにしまう」と同じです。
- 祖父母や離れて暮らす家族に送るときは、短い手紙を添えると喜ばれることがあります。
- 写っている人が家族以外にいる写真を人に渡すときは、その人の気持ちも考えます。
最後に、次のことを確かめておきましょう。
- 区切りと枚数を決めて、写真を選んだ
- サイズを選び、端が切れないか確かめた
- 日付を入れるかどうかを決めた
- 料金・送料・送った画像の扱いを、注文する前に確かめた
- プリントに、いつ・どこで・誰がを書き添えた
