家族がそろう機会は、意外と多くありません。長寿のお祝い、結婚記念日、法事のあとの食事会。全員が写った写真が1枚もなかった、ということもあります。
この記事では、記念の日に家族写真を撮って残す方法をまとめます。長寿のお祝いに本を贈る進め方は「還暦・古希・喜寿のお祝いに一冊を贈る」にあります。
3つの撮り方の比べ方
| 撮り方 | 向いている場合 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 家族で撮る(三脚・セルフタイマー) | 気軽に残したい。費用をかけたくない | 撮る人が写らない。全員が写る位置と明るさを先に試す |
| 写真館(スタジオ)で撮る | 改まった記念写真を残したい | 全員がスタジオまで出かける。予約と衣装の準備 |
| 出張撮影を頼む | 自宅や食事会の場所で、いつもの様子を残したい | 撮影する場所の許可、天気、写真の受け取り方を先に確かめる |
どの方法がよいかは、家族の人数、年配の人の体調、残したい写真の雰囲気で変わります。
日にちと場所を決める
- 日にち:お祝いの当日にこだわらず、家族が集まりやすい日を選びます。食事会のあとなど、年配の人が疲れやすい時間帯は避け、本人の体調に合わせて決めます。
- 場所:自宅、食事会のお店、思い出のある場所など。お店や神社、公園などで撮るときは、撮影してよいか、事前に確かめておきます。
- 人数:誰に声をかけるかを決めます。来られない家族がいるときは、あとで写真を送ると伝えておきます。
年配の人に負担をかけない撮り方
- 撮影の時間は短めにして、途中で休みをはさみます。
- 立ったままの写真ばかりにせず、椅子に座った写真も撮ります。
- 本人が主役になる写真(本人ひとり、夫婦ふたり)と、全員の写真の両方を撮ります。
- 本人が嫌がることは無理にしません。写真に写りたくない家族がいれば、その気持ちも大切にします。
出張撮影を頼むとき
カメラマン(フォトグラファー)が指定の場所に来て撮影する出張撮影のサービスがあります。例として、出張撮影のOurPhoto(アワーフォト)広告の案内(2026年10月14日確認)では、次のように説明されています。
| 項目 | 公式の案内 |
|---|---|
| 料金 | 出張撮影50分で11,000円(税込)から。フォトグラファーによって、また平日と土日祝で価格が変わる |
| 料金に含まれるもの | 撮影料、出張費・交通費、写真データ料、消費税 |
| 写真の枚数 | 写真データ30枚以上(平均約100枚。下回る場合もある) |
| 撮影時間 | 1枠50分(予約は1時間単位) |
| 衣装・ヘアメイク | 写真撮影のみ。衣装などは自分で用意する |
| 選び方 | フォトグラファーの作品や評価を見て選ぶ。撮影の希望を投稿して、提案を受けることもできる |
| 撮影ジャンル | 家族写真、還暦・長寿祝い・結婚記念などがある |
頼む前に、次のことも確かめておきます。
- キャンセルと雨の日:日にちを変えるとき、取りやめるときの扱い、雨の日の扱いを、予約の前にキャンセルポリシーやフォトグラファーとのやりとりで確かめます。
- 撮影場所:お店や施設で撮る場合は、撮影の許可がいるかどうか。
- 写真の受け取り方:いつごろ、どんな形で受け取れるか。受け取ったデータは、家族で決めた保存先に控えを作ります。
- 写真の使い方:撮った写真をSNSや作品として使ってよいかは、フォトグラファーとの間で確かめておきます。家族の写真をどこまで公開するかは、写っている全員の気持ちで決めます。
ほかの出張撮影のサービスや写真館と比べるときも、料金に含まれるもの、写真の枚数と受け取り方、キャンセルの扱いを、同じように確かめると違いがわかります。
撮った写真を家族の本に生かす
- 本の表紙や扉に:家族がそろった写真は、家族の本の表紙や、最初のページに向いています。本の作り方は「家族の一冊を印刷・製本する方法」にあります。
- 写真に言葉を添える:誰が写っているか、その日に本人が話したことを書き添えておきます(「写真に添える言葉の書き方」)。
- プリントして渡す:スマートフォンを使わない家族には、プリントして渡します(「スマホの家族写真をプリントして手元に残す」)。
- その日の話を聞く:写真を見ながら「若いころの記念日はどうしていた?」と聞くと、昔の話が出てくることもあります。
最後に、次のことを確かめておきましょう。
- 家族が集まりやすい日と、撮る場所を決めた
- 場所で撮影してよいか確かめた
- 年配の人が休めるように、時間と座る場所を考えた
- 出張撮影を頼む場合は、料金に含まれるもの・キャンセルの扱い・写真の受け取り方を確かめた
- 写真をどこまで公開するか、写っている人と話した
