家族の写真を入れた年賀状は、離れて暮らす親戚や友人に、1年の家族の様子を伝える便りになります。ネットで注文すると手軽ですが、サービスによって「1枚いくら」に入っているものが違い、そのままでは比べられません。
先に結論を書きます。
- はがき代が入っているかを、まず確かめます。 年賀はがき(1枚85円)が別のサービスと、切手を貼るポストカードのサービスがあります。
- 2027年用は、日本郵便の日程が例年と変わっています。 年賀状の受付(引受)の開始は2026年12月20日、元日に届けるための差し出しの目安は12月27日です。
- 宛名印刷と投函の代行が要るかで、選ぶサービスが変わります。
- 写真は、子どもの名前や住所が読み取れるものを避け、送る相手に合わせて選びます。
この記事の日程と料金は、2026年11月1日に、日本郵便と各サービスの公式の案内で確かめたものです。料金は税込です。早割などの期間限定の値引きは、この記事の計算に入れていません。
この記事が役立つ人
- 家族写真の年賀状を、初めてネットで注文する人
- どのサービスが自分の家に合うか、総額で比べたい人
- 投函の日を逃さないよう、日程を確かめたい人
2027年用の年賀状の日程
日本郵便の発表(2026年8月31日)では、2027(令和9)年用の年賀はがきについて、次のように案内されています。
| 項目 | 2027年用の案内 |
|---|---|
| 年賀はがきの販売 | 2026年11月2日(月)9時から、2027年1月15日(金)まで |
| 料金(1枚) | 無地 85円。寄付金付き 90円。広告付き 80円(地域限定) |
| 年賀状の引受の開始 | 2026年12月20日(日)。昨年までの12月15日から繰り下げ |
| 元日に届けるための差し出し | 2026年12月27日(日)までに |
| 三が日の配達 | 元日と1月3日(日) |
出典:日本郵便「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」、別紙1(券種一覧)。
同じ発表では、引受の開始より前(12月19日以前)に出した年賀状は、通常の郵便として年内に届けると案内されています。投函代行を頼む場合も、いつ投函されるかを確かめておきます。
料金のしくみを分けて見る
写真入り年賀状の料金は、次の5つに分けると比べやすくなります。
- 基本料金(1回の注文ごとにかかるもの)
- プリント料金(1枚ごと。枚数で割引があることも)
- はがき代(年賀はがき85円が入っているか、別か)
- 送料
- 宛名印刷・投函代行(無料か、有料か、できないか)
例として、3つのサービスの公式の案内を並べます。
| 項目 | イメージングゲート | しまうまプリント | TOLOT |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | 990円(同じ内容の追加注文は無料) | 0円 | なし(30枚1セット) |
| プリント料金 | 写真タイプ 40円・印刷タイプ 30円(1枚) | 写真仕上げ 50枚 7,300円など(枚数割あり) | 30枚 500円 |
| はがき | 年賀はがき85円は別 | 年賀はがき85円は別 | 年賀はがきではない(切手を貼るポストカード) |
| 最少枚数 | 10枚から | 1枚から | 30枚1セット |
| 送料 | 宅配便 550円 | ゆうパケット 330円・ゆうパック 880円 | ゆうメールは無料 |
| 宛名印刷・投函代行 | 確かめた案内に記載なし | どちらも無料 | ブラウザ版は宛名印刷あり(投函代行の記載なし) |
出典:イメージングゲート「年賀ポストカード」(運営:マイアルバム株式会社)、しまうまプリント「年賀状 料金」・「配送」、TOLOT「ポストカード 仕様」(いずれも2026年11月1日に確認)。
50枚を自宅に届けてもらう場合の計算例
写真で仕上げる年賀状を50枚、年賀はがき(85円)で作る場合の計算です(早割・キャンペーンなし)。
| サービス | 計算 | 合計 |
|---|---|---|
| イメージングゲート(写真タイプ) | 基本料金990円+40円×50枚+はがき85円×50枚+送料550円 | 7,790円 |
| しまうまプリント(写真仕上げ) | プリント50枚7,300円+はがき85円×50枚+送料330円(ゆうパケット) | 11,880円 |
| TOLOT(ポストカード) | 30枚500円×2セット+切手85円×50枚 | 5,250円(60枚届き、10枚余る) |
しまうまプリントは、宛名印刷と投函代行が無料のため、宛名を手で書く時間や、投函に行く手間も含めて考えます。TOLOT は年賀はがきではないため、お年玉くじはついていません。TOLOT の案内でも、ブラウザで作る TOLOT Card を「切手を貼るタイプ」とし、お年玉付き年賀はがきに印刷したい場合は、別のサービス(年賀状アプリ)を案内しています(TOLOT「年賀状・ポストカード」。2026年11月1日に確認)。切手を貼ったポストカードを年賀状として出すときの表の書き方は、日本郵便の案内で確かめてください。
切手を貼るポストカードでよい場合は、【TOLOT Card】
広告から作れます(30枚1セット・宛名印刷はブラウザ版のみ)。
イメージングゲート
広告の年賀ポストカードは、2026年10月1日の注文分から、写真年賀を1枚30円から40円に、印刷年賀を26円から30円に改定したと案内しています(価格改定のお知らせ)。年賀はがきの発売(11月2日)より前の注文は、発売後に製造を始め、11月4日以降に順に発送するとしています。
選び方:家の事情で決める
| こんな家庭 | 合いやすい選び方 |
|---|---|
| 宛名を書く時間がない・投函に行けない | 宛名印刷と投函代行が無料のサービス |
| 枚数が少ない(10〜20枚) | 基本料金がかからない、1枚から頼めるサービス |
| 50枚以上、宛名は自分で書く | 基本料金とプリント料金・はがき代を足して比べる |
| お年玉くじ付きの年賀はがきで送りたい | 年賀はがきに印刷するサービス(ポストカードではないもの) |
写真の選び方と、載せる情報の注意
- 顔がはっきりわかる1〜3枚に:小さな写真をたくさん並べると、受け取った人には見えにくくなります。高齢の親戚に送るなら、写真を大きめに。
- 子どもの名前・学校・住所がわかるものを避ける:名札、制服の校章、家の表札や番地が写っていないかを確かめます。年賀状は、届くまでに多くの人の手を通ります。
- 送る相手で分ける:親戚には家族写真、仕事関係の人には写真なしの年賀状、のように分ける家庭もあります。
- 喪中の人には送らない:喪中のはがきを受け取った相手には、年賀状を控え、松の内が明けてから寒中見舞いを送る方法があります。
- 写真に添える言葉:子どもの成長や、今年の家族のできごとを一言添えると、写真の意味が伝わります(「写真に添える言葉の書き方」)。
写真の候補は、1年の写真に「お気に入り」の印をつけておくと、すぐに選べます(「子どもの写真を1年ごとに整理する」)。同じ写真で、祖父母に贈る写真のカレンダーを作る方法は「子どもの写真のカレンダーを祖父母に贈る」にあります。
注文から投函までの段取り
- 11月中:送る相手の一覧を作り、枚数を数える。写真を選ぶ。
- 注文:料金の5つの項目と、届く日(投函代行なら投函の日)を確かめて注文する。
- 届いたら:枚数と、写真・文字の誤りを確かめる。
- 12月20日から27日までに投函:2027年用は、この期間に出すと元日に届けられる見込みです。
最後に、次のことを確かめておきましょう。
- 送る相手の一覧を作り、枚数を数えた
- はがき代が入っているか、年賀はがきかポストカードかを確かめた
- 基本料金・プリント料金・はがき代・送料・宛名と投函の代行を足して比べた
- 写真に、子どもの名前・学校・住所がわかるものが写っていないか確かめた
- 12月27日までに投函できる日程にした
