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写真・アルバムを処分するときの方法|自治体の分別・人が写る写真・お焚き上げ

写真やアルバム、ネガを手放すときの出し方。自治体によって写真が「紙の資源」と「燃やすごみ」に分かれること(横浜市・札幌市・大阪市・名古屋市の例)、金具のついたアルバムの扱い、人が写る写真への配慮、自宅で燃やさない理由、お焚き上げを頼むときに確かめること、処分の前に残す写真を選ぶ順番をまとめました。

捨てる前に、出し方を引く。 残す分を先に:選んでデジタルにしておく。分別を引く:写真・アルバム・ネガの3語。人が写る写真は:細かくするか、見えない形で
この記事の要点をまとめた図解。詳しい手順と例は本文で確認できます。
家族の写真をまとめたアルバムと筆記具

実家の片付けや、自分の持ち物の整理で、写真やアルバムを減らすと決めたとき、「写真は何ごみ?」「そのまま捨ててよいの?」と迷う人は多いでしょう。

先に結論を書きます。写真の出し方は、自治体によって違います。 同じ写真でも、「紙の資源」として出す自治体と、「燃やすごみ」として出す自治体があります。住んでいる自治体の分別の案内で「写真」「アルバム」「ネガ」の3つを引いてから出します。人が写っている写真は、細かく切るか、中が見えない袋に入れて出すと安心です。自宅の庭などで燃やすことはしません。

処分の前に:残す写真を先に選ぶ

処分は、一度出すと取り戻せません。先に次の順番で、残すものを取り分けます。

  1. 家族に「欲しい写真はないか」を聞く(遺品の写真なら、きょうだいや親せきにも)
  2. 残す写真を選び、必要ならデジタルにしておく(「古い写真をデジタル化して本に使う」)
  3. 迷う写真は、見直す日を決めて箱に保留する
  4. 残りを処分する

親が亡くなったあとの写真の整理は、「亡くなった親の写真・アルバムを整理する」にまとめています。

自治体によって、写真の出し方が違う

大きな市の分別の案内を見ると、写真の扱いが分かれていることがわかります(2026年10月27日に各市の案内で確認)。

自治体 写真(プリント) アルバム ネガ
横浜市 古紙(雑誌・その他の紙) 燃やすごみ(プラスチックだけでできたものはプラスチック資源) プラスチック資源(※)
札幌市 雑がみ 紙製は雑がみ、プラスチック製・布製は燃やせるごみ 燃やせるごみ
大阪市 普通ごみ(写真は古紙の対象ではない) 普通ごみ 普通ごみ(写真用のフィルム)
名古屋市 可燃ごみ(ネガフィルムを含む) 可燃ごみ 可燃ごみ

※横浜市の一覧では「写真(ネガ)」はプラスチック資源ですが、「フィルム(写真)」「スライド(写真)」は燃やすごみと、品名によって分かれています。

出典:横浜市「ごみの分別を調べる」(「ごみと資源物の出し方一覧表」令和8年2月更新)、札幌市「家庭ごみ50音分別辞典」、大阪市「品目別収集区分一覧表」、名古屋市「ごみ・資源分別検索」。

この表は例です。同じ「写真」でも、住んでいる自治体の決まりに従ってください。自治体のホームページで「ごみ 分別 写真」などと調べると、分別の辞典や一覧が見つかります。

金具やプラスチックのついたアルバム

アルバムには、金属の金具や、プラスチックの表紙・透明なシートが使われているものがあります。自治体によっては、素材によって出し方が変わります。

  • たとえば大阪府吹田市の分別表では、紙やプラスチックのアルバムは燃焼ごみ、一部が金属のアルバムは小型複雑ごみに分けられています(吹田市 分別表)。
  • 金具を外して素材ごとに出すのか、そのまま出すのかも、自治体の案内で確かめます。
  • 大きく厚いアルバムがたくさんある場合は、一度に出す量に決まりがないかも確かめます。

粘着式のアルバムから写真を取り出してから処分したい場合は、「粘着式アルバムの写真をはがす前に」をご覧ください。

人が写っている写真への配慮

写真には、家族のほかに、友人や近所の人、学校の同級生などが写っていることがあります。ごみとして出したあと、人の目にふれる可能性もあります。

  • 顔や名前がわかる写真は、はさみで細かく切ってから出します。
  • 量が多いときは、中が見えない紙袋に入れてから、ごみの袋に入れます。
  • シュレッダーを使う場合は、写真を切れるかどうかを、機器の説明書で確かめます。

自宅で燃やさない

写真を自分で燃やして処分しようと考える人もいますが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、決められた例外を除いて、廃棄物を焼却することが禁じられています(廃棄物処理法 第16条の2)。例外は政令で定められていて、宗教上の行事に必要な焼却などがありますが(同法施行令 第14条)、家庭で写真を燃やすことが当てはまるとは限りません。煙やにおいで近所に迷惑がかかることもあります。自宅の庭やベランダで燃やすのはやめましょう。

お焚き上げを頼むとき

「そのままごみに出すのは気が引ける」という場合は、寺社や、お焚き上げを受け付けているサービスに頼む方法があります。受け付けるもの、料金、送り方は、寺社やサービスによって違います。

  • 写真やアルバムを受け付けているか(アルバムの金具やプラスチックを外す必要があるか)
  • 料金の決め方(箱の大きさ・重さ・点数)と、送料
  • 持ち込みか、郵送か
  • 受け付けた日や、お焚き上げをした日を知らせてもらえるか

仏壇や位牌、遺影などの扱いは、墓じまいのしるべの「墓じまいで仏壇・位牌はどうする?」にまとめています。

処分の前の確認

最後に、次のことを確かめておきましょう。

  • 家族に、欲しい写真がないかを聞いた
  • 残す写真を選び、必要なものはデジタルにした
  • 自治体の分別の案内で「写真」「アルバム」「ネガ」を引いた
  • 金具やプラスチックのついたアルバムの出し方を確かめた
  • 人が写る写真は、細かく切るか、見えない袋に入れた

この記事は、編集方針に沿って書いています。誤りに気づいたときは、問い合わせのページをご覧ください。